犬と一緒にカフェに行きたくても、テラス席しか使えないのでは天候に左右されてしまいます。雨の日や真冬、猛暑日にはテラス席での長居は難しく、結局諦めた経験がある方も多いのではないでしょうか。
東京には店内にも犬を連れて入れるカフェが一定数あります。数はテラス席OKのカフェに比べると少ないものの、知っておけば天気を気にせず愛犬とのカフェタイムを楽しめます。
「店内犬OK」と「テラス席のみOK」の違い
東京で犬と一緒に入れるカフェには、大きく2つのタイプがあります。
| タイプ | 特徴 | 店舗数 |
|---|---|---|
| 店内犬OK(ドッグカフェ型) | 店内まで犬を連れて入れる。犬用メニューがある場合も | 少ない |
| テラス席のみOK | テラスや屋外席に限りペット同伴可 | 非常に多い |
テラス席OKのカフェは数百軒単位で存在しますが、店内まで犬OKとなると東京全体でも数十軒程度に絞られます。店内に犬を入れるには保健所の許可や衛生管理の基準をクリアする必要があり、一般的な飲食店が簡単に対応できるものではないためです。
店内犬OKのカフェが多いエリア
代官山・中目黒エリア
ペットに対する感度が高い住民が多いこのエリアには、犬を店内に連れて入れるカフェが複数あります。個人経営のカフェが中心で、犬と飼い主がくつろげる空間づくりにこだわった店舗が目立ちます。
中目黒は目黒川沿いの散歩コースがあるため、散歩帰りにそのまま立ち寄るスタイルに適しています。
吉祥寺エリア
井の頭公園の存在が大きく影響しているエリアです。公園周辺のカフェの中には、犬を店内まで入れてくれる店舗がいくつか営業しています。吉祥寺は古くからペットに寛容な街として知られており、犬連れ文化が根付いています。
自由が丘エリア
自由が丘にも犬同伴で室内利用できるカフェがあります。小型犬が中心ですが、おしゃれな雰囲気の中で犬と食事ができる店舗が人気を集めています。
世田谷エリア
駒沢公園や砧公園の周辺に、犬と一緒に入れるカフェが点在しています。住宅街の中にあるため、地元の常連客が多い落ち着いた雰囲気の店が多いのが特徴です。
| エリア | 犬同伴室内カフェの数(概算) | 大型犬の対応 |
|---|---|---|
| 代官山・中目黒 | 5〜8店舗 | 店舗による |
| 吉祥寺 | 3〜5店舗 | 一部対応あり |
| 自由が丘 | 3〜5店舗 | 小型犬中心 |
| 世田谷(駒沢・砧周辺) | 3〜5店舗 | 一部対応あり |
| 渋谷・原宿 | 2〜3店舗 | 限定的 |
室内犬OKのカフェに行く前に確認すること
店内に犬を連れて入れるカフェでも、すべての条件が同じとは限りません。事前に確認しておきたい項目をまとめました。
| 確認項目 | ポイント |
|---|---|
| 犬のサイズ制限 | 小型犬のみOKの店舗が多い。中型犬・大型犬は要確認 |
| 頭数制限 | 1組1頭までとしている店舗がある |
| マナーベルト | 室内利用の場合は着用必須の店が多い |
| 狂犬病予防接種証明 | 提示を求められる場合がある |
| 予約の要否 | 犬同伴席は数が限られるため予約推奨 |
| 抱っこ or 足元 | 膝の上はNGで床に降ろすルールの店もある |
マナーベルトの着用を必須としている店舗は多いです。室内でのトイレ事故を防ぐためのルールなので、普段使い慣れていない場合は自宅で練習してから訪れるとよいでしょう。
雨の日に犬と出かけるときの持ち物
天気が悪い日こそ室内犬OKのカフェが頼りになりますが、雨の日ならではの準備も必要です。
濡れた犬をそのまま店内に入れるのはマナー違反になりかねません。タオルを多めに持参して、入店前に足回りや体を拭くのが基本です。折りたたみのドッグカートがあれば、移動中の雨対策にもなります。
犬用のレインコートも有効です。体が濡れるのを最小限に抑えられれば、到着時の拭き取りも楽になります。カフェの入口で愛犬を整える時間を想定して、少し早めに到着するくらいのスケジュールが安心です。
室内カフェ利用のマナー
テラス席よりも他の客との距離が近い室内では、配慮すべき点が増えます。
犬が苦手な方も同じ空間にいる可能性がある以上、リードは短めに持ち、犬が通路に出ないようにしましょう。吠え癖がある犬の場合は、混雑する時間帯を避けるか、隅の席をお願いするなどの工夫が必要です。
犬用の食事を持参する場合も、においが強いものは控えたほうが無難です。周囲の食事中の方への配慮として、犬のおやつは小さくて臭いの少ないものを選ぶとよいでしょう。
ドッグカフェと一般カフェの違い
「店内犬OK」といっても、ドッグカフェと犬同伴可の一般カフェでは雰囲気が異なります。
ドッグカフェはお客の全員が犬連れという前提なので、犬同士の交流が生まれやすく、気楽に過ごせます。犬用メニューが充実していたり、犬の遊び場が併設されていたりする店舗もあります。
一方、犬同伴可の一般カフェは犬を連れていない客もいるため、周囲への気遣いが求められます。その分、フードやドリンクのクオリティは一般カフェの方が高い傾向にあり、飼い主自身の食事を楽しみたい場合はこちらが向いています。
まとめ
東京で犬と室内で過ごせるカフェは数こそ限られるものの、知っておけば雨の日も真冬も安心して愛犬とのカフェタイムを楽しめます。代官山、吉祥寺、自由が丘、世田谷エリアを中心に探すと見つかりやすいでしょう。
マナーベルトの準備や事前予約など、テラス席利用より準備が増える面はありますが、天候を気にせず犬と過ごせる場所を確保しておく価値は十分にあります。