代々木公園で遊んだあと、リードを持ったままランチに入れる店を探して歩き回った経験はないでしょうか。渋谷・原宿エリアは犬連れ歓迎のカフェが多い一方、「店内まで入れるのか」「大型犬でも大丈夫か」はお店ごとに違います。

この記事では渋谷・原宿・代々木公園周辺で犬連れで利用できるカフェを8店舗に絞り、住所・営業時間・犬のサイズ制限・犬用メニューの有無まで整理しました。目的別の選び方や利用マナーも紹介しています。

渋谷・原宿エリアが犬連れカフェの激戦区になった背景

このエリアが犬連れの飼い主に選ばれる最大の理由は、代々木公園という東京屈指のドッグスポットの存在です。園内のドッグランは登録制で無料、小型犬エリアと中大型犬エリアに分かれており、休日の午前中ともなると数十頭の犬が集まります。公園でたっぷり遊んだあとにカフェで一息つく流れが自然にできるため、周辺の飲食店も犬連れ対応に力を入れるようになりました。

エリアの構成は大きく3つに分かれます。代々木八幡・富ヶ谷エリアは代々木公園の西側で、散歩帰りの動線上にある落ち着いた個人店が中心。渋谷駅・代官山方面は繁華街の喧騒から一歩離れた松濤・鶯谷町あたりに、犬とゆったり過ごせる隠れ家的な店舗が点在しています。

渋谷・原宿エリアのドッグカフェ一覧

8店舗の基本情報を一覧にまとめました。

店名最寄り駅(徒歩)犬の同伴範囲サイズ制限犬用メニューランチ価格帯
CAFE NINE代々木八幡駅 3分店内全席OK全犬種あり1,200〜1,800円
ARMS代々木八幡駅 5分店内OK(リード着用)大型犬可なし1,200〜1,800円
CAFEBAR LIL代々木八幡駅 4分店内OK(リード着用)全犬種あり1,000〜2,000円
Whitely Cafe渋谷駅 8分店内全席OK大型犬可あり1,500〜2,500円
Tokyo Kenkyo渋谷駅 10分店内全席OK大型犬可あり1,200〜1,800円
Beans Garage Coffee渋谷駅 6分店内全席OK要問い合わせなし1,000〜1,500円
JMT CAFE DAIKANYAMA渋谷駅 7分店内OK(犬種・サイズは事前確認)公式に要確認あり1,200〜1,800円
SHARK COFFEE渋谷駅 10分店内(ソファ席除く)・テラスOK大型犬可あり800〜1,200円

※営業時間や同伴条件は変更される場合があります。最新情報は各店舗のSNS・公式サイトでご確認ください。

目的別おすすめ:こんなときはこの店

犬のサイズや天気、気分でベストな店は変わります。よくあるシチュエーション別に整理しました。

こんなときおすすめ店理由
散歩帰りにサクッとコーヒーCAFEBAR LIL / SHARK COFFEE代々木公園から近い。軽めのメニューで滞在時間を選ばない
愛犬とゆっくりランチCAFE NINE / Tokyo Kenkyo全席犬同伴OK。食事メニューが充実しており1時間以上の滞在にも向く
大型犬と一緒に店内で過ごしたいARMS / Tokyo Kenkyo / Beans Garage Coffee大型犬の店内同伴に対応。足元スペースに余裕がある
犬用メニューで一緒に食事JMT CAFE / CAFE NINE / Whitely Cafe犬用ピザ、オーガニックおやつ、パピーミルクセットなど本格的な犬用メニューあり
雨の日でも確実に入れるCAFE NINE / Beans Garage Coffee / Whitely Cafeテラス頼みでなく店内全席で犬同伴OK
朝の散歩帰りにモーニングTokyo Kenkyo(8:00〜)/ Beans Garage Coffee(9:00〜)朝から営業しており、開店直後は空いていることが多い(営業日・定休日は公式SNS要確認)

代々木公園周辺のドッグカフェ(代々木八幡・富ヶ谷エリア)

代々木公園の西側、代々木八幡駅から富ヶ谷にかけてのエリアには犬連れを歓迎するカフェが集中しています。公園のドッグランから歩いて5分以内で着く店が多く、散歩の延長で立ち寄れるのが最大の魅力です。

CAFE NINE(カフェナイン)

渋谷区代々木5-38-6、代々木八幡駅から徒歩3分。テラスから店内まですべて愛犬同伴OKで、小型犬から大型犬まで犬種を問わず一緒に入れます。しつけが行き届いている犬であれば店内リードフリーでの利用も可能という、エリアでも屈指の開放的なスタイルです。

オーガニック食材や発酵食品にこだわったメニューが特徴で、ヴィーガン対応のガパオライス(1,450円)が看板メニュー。平日ランチ(11:00〜15:00)はドリンク付きです。犬用メニューもオーガニック素材で作られています。

営業時間は平日11:00〜19:00、土日祝11:00〜20:00。火曜・木曜定休(公式サイト nine9cafe.co.jp)。休日のランチタイム(11:30〜13:30ごろ)は混雑しがちなので、14時以降を狙うと落ち着いて過ごせます。

ARMS(アームズ)

渋谷区代々木5-64-7、代々木公園駐車場のすぐ目の前にあるハンバーガーレストランです。アンティーク雑貨が並ぶレトロな空間に犬を連れて入れます。来店客の2〜3割が犬連れなので気兼ねしにくく、大型犬もリード着用で足元に座らせればOKです。

ランチ帯は1,200〜1,800円ほど。平日11:00〜20:30、土日祝は朝8:00から営業。月曜定休。週末の朝に公園散歩してからブランチという使い方ができます。

CAFEBAR LIL(カフェバー リル)

渋谷区代々木5-67-8、代々木公園からすぐのビル3階にあるカフェバーです。看板犬がいる店内では愛犬もリード着用で過ごせ、犬連れの常連客が多い雰囲気があります。

WAN-PAKU掲載情報では火〜金16:00〜23:00、土・祝12:00〜22:00、日12:00〜19:00、月曜定休と案内されています。掲載媒体により営業時間にばらつきがあるため、来店前にInstagramや電話で確認してください。1,000〜2,000円程度。

渋谷駅・代官山方面のドッグカフェ

渋谷駅の繁華街から少し離れた鶯谷町・南平台町・宇田川町あたりには、喧騒を避けて犬とゆったり過ごせるカフェが点在しています。駅前のスクランブル交差点付近は人混みで犬が落ち着かないことが多いため、松濤・代官山方面に足を延ばすのがおすすめです。

Whitely Cafe(ホワイトリーカフェ)

渋谷区神南1-6-14 ジョルディビル1F、渋谷駅から徒歩8分。白を基調とした店内に滝が流れるという独特の空間で、全席ペット同伴可能です。大型犬もOK。予約可能で確実に席を確保したい場合はInstagramまたは公式サイトから事前予約が便利ですが、空席があれば当日来店でも案内されます。

看板メニューのクロッフル(1,980円)やピンクムード(1,680円)などフォトジェニックなスイーツが並び、犬用のパピーミルクセットもあります。カフェ営業は10:30〜22:00(18:00〜22:00はナイトカフェ営業)。不定休。

Tokyo Kenkyo(トウキョウケンキョ)

渋谷区南平台町7-9の2階、渋谷駅西口から徒歩10分の場所にあるカフェです。全60席すべてで犬の同伴ができ、大型犬も受け入れています。朝8:00からの営業なので、早朝散歩のあとにモーニングで立ち寄れるのがうれしいところ。

週替わりランチセット(1,200円〜)やふわふわ卵のごはんプレートが人気で、犬用にはささみやおやつの提供があります。Wi-Fi・電源完備。営業は8:00〜17:00を基本としつつ不定休あり、最新の営業日は公式SNSで確認してください。

Beans Garage Coffee(ビーンズガレージコーヒー)

渋谷区鶯谷町17-9、渋谷駅から徒歩6分。昼はカフェ、夜はバーの一軒家スタイルで全席犬同伴可能です。敷地内にミニドッグフィールドが併設されており、晴れた日は愛犬を遊ばせながらコーヒーを飲めます。2階の個室は犬連れの誕生日会にも使えます。

名物の「渋谷たまごサンド」やアサイーボウルが人気。犬用フードの常設提供は2026年4月時点で外部ペット媒体(おでかけわんこ部・WAN-PAKU)で「わんこメニューなし」とされており、犬種条件も「要問い合わせ」となっています。来店前にInstagram等で最新の対応状況を確認してください。営業は9:00〜24:00で定休日なし。

JMT CAFE DAIKANYAMA(ジェイエムティーカフェ)

渋谷区鶯谷町2-7 エクセルビル1F、渋谷駅と代官山駅のちょうど中間あたりに位置しています。白を基調とした天井の高い開放的な空間は犬連れでもゆとりがあり、店内同伴が可能です(犬種・サイズの条件は事前に公式サイトまたは電話で確認してください)。

一番の特徴はラテアートプリンターを使った「うちの子ラテ」。愛犬の写真をスマホから送ると、ラテの表面にプリントされて出てきます。誕生日や記念日の利用が多く、犬用にはガスオーブン焼きの犬用ピザもあります。イスに犬を乗せる場合はカフェマット必須ですが、貸し出しもあるので手ぶらでOKです。

カリフォルニア発「Clutch Coffee」のカフェラテが看板で、フードは1,200〜1,800円ほど。営業時間は11:00〜19:00で不定休。

SHARK COFFEE(シャークコーヒー)

渋谷区宇田川町2-1 渋谷ホームズ1F、渋谷駅から徒歩10分。2023年オープンの新しめのカフェで、ソファ席を除く店内全席とテラスで犬同伴OK、大型犬も受け入れています。

公式ドッグメニューにはCOCO-GOURMET SAND COOKIE、サメステーキ、サメ軟骨スティック等が並びます。コーヒー1杯800円前後からとこのエリアではリーズナブル。営業は9:00〜19:00で定休日なし。

テラス席の季節別攻略と雨の日の選択肢

渋谷・原宿エリアのテラス席は季節によって使い勝手が大きく変わります。事前に知っておくだけで快適さが段違いです。

春秋は代々木公園の緑を眺めながらのカフェタイムに最適ですが、桜の時期やイベント開催時はテラス席が埋まりやすくなります。予約制のWhitely Cafeを押さえておくと確実です。

夏場はアスファルトの照り返しで地面温度が気温より10〜20度高くなることもあり、肉球のやけどリスクがあります。CAFE NINEやBeans Garage Coffeeなど店内全席OKの店を候補にしておくのが鉄則です。冬場はチワワやイタリアングレーハウンドなど寒さに弱い犬種は、テラスの長時間利用を避けた方が無難でしょう。

天候が不安定な日は、店内同伴OKのCAFE NINE、ARMS、Beans Garage Coffee、Tokyo Kenkyoを候補に入れておけば予定が崩れません。

犬連れカフェの持ち物と入店マナー

代々木公園周辺は犬連れのお客さんが多いエリアですが、カフェごとのルールは異なります。入店前にスタッフに同伴条件を確認するのが基本です。

持ち物必要な理由
ペットシーツ足元に敷いて粗相に備える。店舗によっては持参を求められる
マナーウェア(マナーベルト)店舗によりルールが異なる場合あり。着用必須の場合に備えて持参すると安心。忘れた場合、1枚50円程度で購入できる店も
足拭きウェットティッシュ公園の散歩後、入店前に足裏の泥や砂を拭き取る
折りたたみ水入れ店舗に犬用の水が用意されていない場合の備え
カフェマットイスに犬を乗せるときに必要な店がある(JMT CAFEは貸し出しあり)
消臭スプレー万が一の粗相時に素早く対処できる

テラス席では犬を通路側ではなく壁側・奥側に座らせる、リードを短めに持って足元で伏せさせるといった配慮が他のお客さんとのトラブル防止につながります。吠え癖のある犬は混雑を避けて平日午後や開店直後を狙うとストレスが少ないでしょう。犬の食事を持ち込んでよいかは店舗に確認してください。

エリアへのアクセスと駐車場情報

路線最寄り駅代々木公園までの徒歩
JR山手線原宿駅約3分
東京メトロ千代田線明治神宮前駅約3分
東京メトロ千代田線代々木公園駅約1分
小田急線代々木八幡駅約5分

犬を電車に乗せる場合、JR東日本の規定ではキャリーに全身が入り、縦横高さの合計120cm以内・重さ10kg以内が条件です。中大型犬はキャリーに入りきらないため車でのアクセスが現実的でしょう。

代々木公園の有料駐車場(1時間600円、以降30分300円)は休日の朝10時までにほぼ満車になります。富ヶ谷や神山町の周辺コインパーキング(1時間400〜600円程度)を複数チェックしておくと安心です。代々木八幡駅周辺のカフェに行く場合は、駅付近のコインパーキングの方が近くて便利です。

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参考情報

各店舗の情報は公式サイト、Googleマップ、グルメサイトの掲載情報(2026年4月確認)に基づいています。価格はランチ帯の目安です。

まとめ

渋谷・原宿エリアは代々木公園のドッグランと一体になった犬連れカフェの密集地帯です。店内全席OKの店から「うちの子ラテ」が作れる店、朝8時モーニングの店まで選択肢が揃っています。

愛犬のサイズや性格、天気に合わせて使い分けてみてください。営業時間やペット同伴の条件は予告なく変更されることがあるため、来店前に各店舗のInstagramや公式サイトで最新情報を確認するのをおすすめします。