江の島は神奈川県藤沢市にある湘南を代表する観光スポットです。片瀬海岸から江の島にかけての海沿いエリアは犬連れの散歩にも人気があり、潮風を浴びながら愛犬と歩く飼い主の姿を多く見かけます。

島内の参道や展望台周辺も犬と一緒に歩けるエリアが多い一方、エスカーや一部施設は犬NGのため、事前にルールを知っておくと安心です。

基本情報

項目内容
所在地神奈川県藤沢市江の島
散策可能時間24時間(施設ごとに営業時間あり)
料金島への入場は無料(エスカー・展望台等は別途)
最寄駅小田急線「片瀬江ノ島駅」徒歩10分
駐車場江ノ島なぎさ駐車場ほか周辺に複数あり
ドッグランなし
ビーチ片瀬東浜・片瀬西浜(夏季は海水浴場として規制あり)

犬連れ散歩のおすすめポイント

江の島エリアの散歩が楽しいのは、海と島の両方を一度に体験できる点です。片瀬海岸沿いの遊歩道を歩きながら海を眺め、江の島大橋(弁天橋)を渡って島内を散策し、帰りにまた海沿いを歩くという贅沢なルートが取れます。

片瀬海岸は犬を連れて砂浜に降りることもできます。波打ち際で水に触れたり砂浜を走ったりする犬の姿は見ていて楽しいものですが、夏場の海水浴シーズンは規制があるため注意が必要です。

島内の参道は飲食店や土産物店が並ぶにぎやかな通りで、犬と一緒に歩くことは可能です。ただし階段が多い区間があるため、小型犬は抱っこやキャリーバッグがあると便利でしょう。

おすすめ散歩ルート

片瀬海岸〜江の島大橋コース(約2km、所要30〜40分)

片瀬江ノ島駅から片瀬海岸に出て、海沿いを歩きながら江の島大橋まで向かうルートです。砂浜沿いの遊歩道は視界が開けていて気持ちよく、天気が良ければ富士山が見えることもあります。江の島大橋は全長389mで歩行者専用のため、犬と安心して渡れます。

朝の時間帯はサーファーくらいしかおらず、犬連れにとっては最高の散歩環境です。

島内参道〜江島神社コース(約1.5km、所要40〜60分)

江の島大橋を渡った先の青銅の鳥居から参道を上り、江島神社の辺津宮まで歩くルートです。参道の両脇にはしらす丼の店やたこせんべいの店などが並び、食べ歩きを楽しみながら散歩できます。犬連れでもテイクアウトのお店なら気軽に立ち寄れます。

参道は階段が続く区間があり、大型犬は問題なく上れますが、足腰の弱い犬や高齢犬にはやや負担になることがあります。無理をせず引き返す判断も大切です。

稚児ヶ淵・岩屋方面コース(約2km、所要60〜90分)

島の奥にある稚児ヶ淵や岩屋洞窟方面まで足を延ばすルートです。途中のサムエル・コッキング苑(犬はNG)を迂回しながら、海沿いの道を歩いて島の裏側へ向かいます。稚児ヶ淵は磯場で、波しぶきを間近に感じられる迫力あるスポットです。

ただし岩場は犬の足に負担がかかるため、肉球の保護に気を配ってください。岩屋洞窟内部への犬の入場は原則不可です。

犬が入れないエリア

場所犬の可否備考
片瀬海岸(砂浜)夏季の海水浴場開設期間は規制あり
江の島大橋可(リード必須)歩行者専用
島内の参道可(リード必須、一部抱っこ推奨)階段が多い
江島神社(境内)可(リード必須)混雑時は抱っこ推奨
エスカー(屋外エスカレーター)不可犬は利用できない
サムエル・コッキング苑不可植物園エリア
江の島シーキャンドル(展望台)不可建物内は犬NG
江の島岩屋不可洞窟内は犬NG

エスカーが使えないため、犬連れで島の頂上付近まで行くには参道の階段を上る必要があります。段数が多いので、体力に自信がない場合は辺津宮あたりで折り返すのも選択肢です。

利用ルールとマナー

江の島周辺で犬と散歩する際に守るべきルールをまとめます。

リードの着用はもちろん必須です。海岸や島内の通路はいずれもノーリードは禁止されています。砂浜で犬を走らせたい場合でもリードは外さず、ロングリードで対応するのが安全です。

排泄物の処理に加えて、砂浜での排泄にも注意が必要です。砂に埋めるだけでは不十分なので、フンは必ず回収して持ち帰りましょう。

参道は土日を中心に観光客で混み合います。人混みの中を犬が歩くのが難しい場合は、抱っこやペットカートの使用を検討してください。犬が不安を感じて吠えたり引っ張ったりするリスクも減らせます。

周辺のペット可スポット

店名ジャンル犬同伴備考
DIEGO BY THE RIVERカフェ・レストランテラス席OK境川沿いのおしゃれカフェ
Pacific DRIVE-INカフェテラス席OK七里ヶ浜の海が見えるカフェ
江ノ島小屋海鮮テラス席OKしらす料理が人気

江の島周辺から少し足を延ばせば、七里ヶ浜や鎌倉方面にもペット可のカフェが多数あります。海沿いのドライブがてら複数の店を回るのもよいでしょう。

アクセス

交通手段ルート
電車小田急線「片瀬江ノ島駅」下車徒歩10分
電車江ノ島電鉄「江ノ島駅」下車徒歩15分
電車湘南モノレール「湘南江の島駅」下車徒歩15分
横浜新道〜国道134号経由
駐車場江ノ島なぎさ駐車場(1時間420円〜)

電車の場合、小田急片瀬江ノ島駅が最寄りです。駅から海岸に出て、海を見ながら江の島方面へ歩くアプローチが気持ちよいです。車の場合、夏場や休日は周辺道路が激しく渋滞するため、駐車場に入るまでに1時間以上かかることもあります。電車での来訪をおすすめします。

季節ごとの注意点

季節注意点
春(3〜5月)気候がよく散歩のベストシーズン。GWは混雑注意
夏(6〜8月)砂浜が高温になり肉球やけどのリスク大。海水浴場規制あり
秋(9〜11月)観光客が落ち着き歩きやすい。台風後は波に注意
冬(12〜2月)空気が澄んで富士山がきれい。風が強い日は防寒必須

夏場は特に注意が必要です。砂浜の表面温度は真夏の日中に60度を超えることもあり、犬の肉球にとって非常に危険です。砂浜を歩かせる場合は早朝か夕方以降を選び、必ず手で砂の温度を確認してから降ろしてください。

海水浴場が開設される7〜8月は、砂浜でのペットの連れ込みが禁止または制限されるエリアがあります。年度によって規制範囲が変わるため、訪問前に藤沢市や海水浴場のウェブサイトで最新情報を確認しましょう。

まとめ

江の島は海沿いの散歩と島内散策を両方楽しめる、犬連れにとって魅力的なスポットです。片瀬海岸の砂浜や江の島大橋を歩く開放感は他の公園では味わえません。エスカーやシーキャンドルなど犬NGの施設はありますが、参道や神社周辺は犬と一緒に歩けるので、十分に江の島の雰囲気を堪能できます。夏場の砂浜の温度と海水浴場の規制にだけ気をつけて、海風の中の散歩を楽しんでください。