円山公園は札幌市中央区にある歴史のある公園で、隣接する円山原始林とあわせて札幌を代表する自然スポットです。市街地から近いにもかかわらず、エゾリスやキタキツネが生息する豊かな自然環境が残されています。犬と一緒に森の中を散歩できる、札幌の犬飼いにとってありがたいスポットです。
地下鉄東西線の円山公園駅から徒歩5分でアクセスできます。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道札幌市中央区宮ヶ丘他 |
| 開園時間 | 常時開放 |
| 入園料 | 無料 |
| 面積 | 約70万平方メートル(原始林含む) |
| 駐車場 | あり(有料・約683台) |
| ドッグラン | なし |
| トイレ | 園内に複数あり |
おすすめポイント
円山公園の魅力は、都市のすぐそばに天然の森が広がっていることです。円山原始林は国の天然記念物に指定されていて、カツラやシナノキなどの大木が茂る林内を歩けます。犬にとっても、舗装路とは全く違う土と落ち葉の感触、森の匂いは大きな刺激になるはずです。
公園エリアには広い芝生広場や遊具のあるエリアもあり、散策路は変化に富んでいます。春の桜、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季の変化がはっきりしている北海道ならではの自然を感じながら散歩できるのが特長です。
北海道神宮が隣接していることもあり、散歩のついでに参道周辺を歩くこともできます。ただし神宮の境内はペット不可の場合があるため、入口の案内表示を確認してください。
おすすめ散歩ルート
原始林散策コース(約2.5km、所要40〜50分)
円山公園の奥に広がる原始林を歩くルートです。整備された散策路が通っていて、大木に囲まれた森の中をゆっくり歩けます。地面は土と落ち葉で、犬の足に優しい路面です。途中に急な傾斜もあるので、体力に合わせてペースを調整してください。
原始林の中ではエゾリスに出会えることもあります。犬が追いかけようとすることがあるので、リードはしっかり持っておきましょう。
芝生広場周回コース(約1.5km、所要20〜30分)
公園の手前にある芝生広場を中心にした平坦なコースです。子連れの家族やランナーも利用するエリアですが、広さに余裕があるので犬の散歩にも適しています。ベンチが点在していて、座って休憩しながら犬と過ごす時間も楽しめます。
円山登山コース(約3km、往復60〜80分)
円山の山頂(標高225m)を目指す登山ルートです。犬と一緒に登ることも可能で、山頂からは札幌市街を一望できます。登山道は整備されていますが岩場や階段もあるため、中型犬以上で足腰のしっかりした犬向けのコースです。
利用ルール
園内ではリードの装着が必須です。円山原始林は天然記念物に指定されているため、散策路から外れて林内に立ち入ることはできません。犬が散策路から外れないよう、リードを短く持って歩いてください。
排泄物は必ず持ち帰ること。原始林内での犬の排泄物放置は環境への影響が懸念されるため、散歩袋は多めに持参してください。
野生動物(エゾリス、キタキツネ等)に犬を近づけないこと。エキノコックス症の感染リスクがあるキタキツネの糞に犬が接触しないよう、特に注意が必要です。散歩後は犬の足や口周りを拭き、手洗いも徹底しましょう。
周辺のペット可スポット
円山公園駅の周辺は札幌でも人気のエリアで、カフェやレストランが多く集まっています。テラス席のある店舗では犬同伴で食事できるところもあります。
裏参道と呼ばれる通りにはおしゃれなカフェが並んでいて、ペットフレンドリーな雰囲気の店舗がいくつかあります。各店舗のルール(テラスのみ、小型犬のみ等)は事前に確認することをおすすめします。
大通公園方面まで足を延ばすと、季節によってはイベントが開催されていることもあります。犬と一緒に札幌の街を散策するルートとして、円山公園から大通公園への散歩も楽しめます。
アクセス
| 交通手段 | 詳細 |
|---|---|
| 地下鉄東西線 | 円山公園駅 徒歩5分 |
| バス | JRバス「円山公園」下車 |
| 車 | 札幌中心部から約15分 |
| 駐車場 | 第1・第2駐車場あり(普通車700円/回) |
地下鉄で札幌中心部から約10分とアクセスが良好です。車の場合、花見シーズンや紅葉シーズンの休日は駐車場が混雑します。北海道神宮の参拝者も同じ駐車場を利用するため、初詣の時期は特に混み合います。
季節ごとの注意点
春(4〜5月)は札幌の桜の名所として多くの花見客でにぎわいます。ジンギスカンを楽しむグループも多いので、犬の散歩は混雑を避けて平日か早朝がおすすめです。雪解け直後は地面がぬかるんでいることがあるので、犬の足元に注意してください。
夏(6〜8月)は札幌の涼しい気候と原始林の木陰のおかげで、快適に散歩できる季節です。本州に比べて犬への暑さの負担は少ないですが、それでも水分補給はこまめに行いましょう。虫除け対策もあると安心です。
秋(9〜10月)は紅葉のシーズンです。原始林の紅葉は色づきが鮮やかで、赤や黄色に染まった森の中を歩く散歩は格別です。9月下旬から10月中旬が見頃になります。
冬(11〜3月)は雪の中の散歩になります。散策路は除雪されますが、凍結している箇所もあるため足元に注意してください。犬用の防寒着や肉球保護クリームの使用を検討しましょう。雪道を歩くのが好きな犬にとっては、雪景色の円山公園は最高の散歩スポットになります。ただし路面が凍結している日は無理をせず、芝生広場周辺の平坦なコースを選ぶのが安全です。
まとめ
円山公園は、札幌の街なかにいながら本格的な自然のなかを犬と散歩できるスポットです。原始林の散策路は都市部では味わえない体験で、犬にとっても飼い主にとっても特別な時間になるはずです。野生動物への注意やエキノコックス対策は必要ですが、ルールを守れば安全に楽しめます。札幌にお住まいの方はもちろん、旅行で訪れた際にも犬と一緒に足を運んでみてください。